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サギタリウスチームの紹介

サギタリウスチームとは?

防犯団体サギタリウスチームとは、京都産業大学の学生によって結成された地域安全推進隊です。
メンバーは上鴨警察署長から委嘱された防犯推進委員であり、
地域の安全を守るべく自主的に防犯活動を推進しています。

現代社会においては子どもたちが通学時に事件や事故に巻き込まれたり、
女性を狙った通り魔やひったくりなどの犯罪が横行しています。

地域の住民が安心して暮らせるためにも、地域住民による防犯の輪を広げていくことが求められており、
防犯ボランティアの必要性が高まっているといえるでしょう。

そのような中で結成されたサギタリウスチームが、この地域において結成された経緯を見ていきましょう。
京都産業大学が位置する京都市北区では地区の防犯委員の半数以上が50歳を超え、高齢化が懸念されていました。

また、近年ではひったくり等の路上犯罪も増えており、
多くの学生が集うこのエリアで大学生が手伝えることは何かと検討されたのがキッカケです。

中でも護身術に自信のある柔道部、空手道部、剣道部の方たちが立ち上がり、
若い力をもって地域の安全に協力しようと2002年4月に8名で結成されたのが始まりです。

活動内容

主な活動について見ていきましょう。
その他の地域安全ボランティアや地元の警察などとの連携を図りながら、地域の安全を守るための環境を整えたり、
安全を守るための広報活動やセミナーなどの啓発活動、防犯パトロールを実施するほか、
防犯施設の整備や防犯活動支援のための提言や要望などを行政機関等に行っています。

これまでの活動実績としては、地域の小学生、中学生を大学に集めて防犯教室を開催したり、学生
幼稚園や保育園、小学校の職員に対して万が一、学校等に不審者が侵入してきた場合の対処方法や護身術の指導もしています。

また、街角に勝手に貼られた違法ポスター等の排除や、人通りの多い商店街などにおいて、
ひったくり犯罪や自転車の盗難をどのように防止するかを示したチラシを配布するなどして、
環境改善や啓発活動に取り組んでいるのです。

もちろん、地域ボランティア団体との協働パトロールも重要な活動の1つといえるでしょう。

もっとも、構成メンバーは全て現役の学生であるため、
授業の関係で防犯活動の時間的な制約があることは否めません。

それでも学生たちは、地域の防犯に取り組み、
より安心な社会つくりを目指して夜間や休日、夏休みや冬休み等を最大限活用して積極的な活動にまい進しています。

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