空き巣に狙われにくくする
空き巣は必ず狙う家を下見してターゲットを定めると言われています。
それは、その家の住人は何時に外出して留守にしているかなどをチェックして、犯行時間を決めるためです。
そしてそのチェック時には、侵入経路と逃走経路はあるか、防犯対策はされているか、周囲の見通しは良いのか、などを確認します。
そのために空き巣にこの家は侵入しやすいと思われると狙われるので、侵入しにくく逃走しにくい環境を作ることが大事です。
空き巣は侵入に時間がかかると、侵入を諦めるので、如何に入りにくくしたり、不正解錠に手間がかかるようにすると、侵入を防げます。
室外機をベランダの下に設置したり、脚立などを外に置いておくと、侵入時に利用されます。
家の周りには足場になるような不要な物は撤去して綺麗にして、垣根などがあれば切って周囲からの見通しを良くするだけでも、空き巣から狙われる可能性は少なくなります。
そして効果的なのが防犯カメラの設置です。
しかし防犯カメラを設置すると、一式揃えると数万円となり、24時間稼働させると電気代もかかります。
お金をかけないなら、ダミーの防犯カメラがあるので、それを設置すると良いです。
ただし安いダミーカメラは偽物だとバレるので、LEDが常時点滅したり、保護ケースが付いているような本物に見える物を買うと良いです。
また安く防犯カメラの環境を作るなら、webカメラを使うという方法もあります。
侵入できない環境作り
窓やドアも防犯性が低いと侵入されやすいです。
窓に格子が付いていても、それは簡単に外せてしまうので、窓に補助鍵を付けて空き巣が窓を開けるのに時間がかかるようにしておく、防犯フィルムを貼って窓を容易に割れないようにするという対策が有効です。
空き巣は窓全体のガラスを割らずに、鍵部分の一部だけを割って、ドライバーなどの工具で鍵を開けるので、上記のような対策が有効です。
玄関のドアには、サムターンが付いているなら、空き巣はドリルなどで穴を開けてそこから工具を入れて、サムターンを回して鍵を開けて侵入してきます。
サムターンを回されないようにするためには、サムターンガードを取付けると効果的です。
サムターンガードはお店で数百円で売っているので、すぐに防犯対策できるグッズです。
更にドアにも窓と同様に補助鍵を取付けておけば、空き巣が開けるのに時間がかかり、侵入しにくくします。
もしも玄関のドアの鍵が古いタイプでシンプルな作りなら、ピッキングされたり、ドリルでシリンダーを壊される可能性もあります。
最近の鍵に変えておくと防犯性が高まりますので、ディンプルキーなどのピッキングしにくかったり、ドリルで壊しにくかったりする鍵に変えておくと良いでしょう。