歴史のあるメーカー
東京の新橋を歩いてみて下さい。
平成の時代を象徴する高いビルたちが鬱蒼とそびえたつ中に、赤錆色のタイルでできた建物がひとつあることが解ると思います。
これが、明治時代から120年間ずっと鍵を作り続けている「堀商店」の建物です。
周囲からみたら古い建物に見えるかもしれませんが、どこかモダンで歴史を感じさせる造りであることが解ると思います。非常に歴史のある鍵屋で、その力は今も私たちの世界で「防犯」の手助けをしてくれていると考えて良いでしょう。
120年間にわたり、大切にしているもの
堀商店には、120年に渡って大切にしているものがあります。
それは「人とのつながり」。顔の見えない相手に商品を売るのではなく、訪れたお客さんとゆっくり話をしながら「必要な鍵」について考えていくことを、大切にしています。
鍵というのはみんな同じようでいて、どれも違った顔を見せてくれるもの。
そして、人がほしいと思っている鍵もそれぞれ違いがあります。そんな「お客さんが本当に求めている鍵」を作りたい。その思いを、堀商店は何よりも大切にしています。
だからこそ、堀商店の鍵というのはどこか温かみがあり「人の血が通ったような印象を受ける」という感じがしますよね。そこには、こういう意味があるのです。
長く使えることを第一に
堀商店では、「長く使える」ということを一番に鍵づくりを行っています。
どんなに質の良い鍵でも、すぐに壊れてしまったのでは心もとないでしょう。そのようなことがないように「きちんと長く使えるものを作る」ということを何より重視しています。
本当にいいものというのは、時代が変わってもその価値は変わらないもの。
だからこそ、作る段階で「どんな犯罪にも対応することができる、丈夫な鍵であること」を意識しているばかりか、「使い続けているうちに、味が出てくる深みのある装飾」を心がけています。
歴史的なものの修復も行っています
いまだハンドメイドの技術を守り続けている堀商店では、歴史的な価値があるものの修復やハンドメイドの商品についてもきちんと対応をしています。「こういう鍵が欲しい」というお客さんがいたら、そのお客さんが思う通りの鍵を作ることができるような努力をしてくれるのです。
一点ものの鍵が欲しいと考えている人にも対応をしてくれますから「こういう鍵がほしい」という理想がある人にとっては心強いブランドになるのではないでしょうか。
日本国内のみならず、海外からも支持をされている鍵ブランド「堀商店」。「防犯」について見直しを行いたいと考えている人にとって、心強いものであることは間違いありません。この様なメーカーが日本に存在をするということは、ある意味日本の誇りともいえるのではないでしょうか。