大学生になって初めて一人暮らしを経験されるという方は多いと思います。
一人暮らしにあたって、ワクワクしているかもしれませんし、不安に感じているかもしれません。
一人暮らしは自由な時間、自由なスペース、自由な生活スタイルと、自由を謳歌できると胸が高まります。
一方、犯罪に巻き込まれたれたり、被害にあったりする危険もあるので一人暮らしは心配なことも。
特に学生は、これから社会経験を積んでいくため、分からないことばかりなのかもしれません。
そこで、安心して学生が暮らせる学生マンションについて今回は紹介していきたいたと思います。
学生マンションて何?
学生マンションという名前を聞いたことはあるでしょうか。学生マンションとは文字通り、学生に特化したマンションのことです。
各大学に通う学生に向けて校舎の周辺に建設された学生マンションには、次のような特徴があります。
- 学生のみ入居可能
- 家賃の割に一般賃貸マンションより部屋のグレードが高い
- 自由、プライベートが守られている
- セキュリティー・防犯設備が整っている
入居者は学生だけなので、近隣の人の身元が大体分かっているということは安心につながります。
また、学生マンションによっては管理人が常駐しているところもあり、暮らしにおいての不安やトラブルなどの相談にのってくれるのはとても心強いですね。
さらにセキュリティーや防犯設備の学生マンションの優位性について見ていきましょう。
マンションは防犯性が高いってホント?
マンションは一戸建てより安全だと思われている方も多いのではないでしょうか。当然忍び込みや窃盗の多くは一戸建て住宅が多いのですが、2割程度は共同住宅で起きているのです。
もちろん、マンションと言っても分譲マンションから賃貸マンション、アパートなどによって建物の性質が異なりますので、すべてのタイプのものに均等に泥棒が入っているとは言いません。
だけど、「マンションは安全」という意識は捨て防犯対策がしっかりと機能しているマンションを選ばなくてはなりません。
特に、私は賃貸マンションの場合は要注意と考えています。
私自身が長く賃貸マンション生活を続けていますので言えることですが、分譲マンションと賃貸マンションを比較すると防犯対策のレベルが違います。
新築や比較的新しい分譲マンションだと、防犯カメラが設置され24時間監視設備がついています。
ところが賃貸マンションには、防犯カメラがついていないところがとても多いのです。
もちろん、都会の良いマンションや分譲マンションを賃貸として貸し出しているマンションなら訪販対策も違うのでしょう。
それこそ、アリの子一匹はいることができない様なセキュリティシステムを導入しているところもあるでしょう。
だけど、一般人が借りる家賃5~7万円のマンションではまずありません。
私が住んだ賃貸マンションの中には、駐車場から一階ベランダにすぐ手が届いてしまう様なつくりのところもありました。
さらに、ベランダから近いところに電信柱などが立っている部屋はとにかく危険です。
そのマンションもベランダの手すりを高く作っていたのですが、外から簡単に様子が覗けてしまうほどの造りで、防犯の意味を成してはいませんでした。
こうい部屋がある場合マンションといっても危険です。
学生マンションのセキュリティー
学生マンションが防犯面に優れていると考えるのは3つの理由からです。
1つ目は、オートロックや防犯カメラなどの設備面。
2つ目は、管理人を通して隣人を把握できこと。
そして3つ目は立地です。
セキュリティー設備
当然、セキュリティー設備が整っているマンションの価格や賃貸料は高くなります。
学生マンションも、学生寮などと比較すると家賃は高いほうですが、それは安全面が何よりも優先されるべきですし、同グレードの賃貸マンションでも学生マンションの家賃は低く設定されています。
学生マンションによってセキュリティーの程度は異なりますがオートック、防犯カメラ、管理人の常駐、警備会社のサポート体制が整備されているでしょう。
学生の味方管理人の存在
いくら防犯性を重視してオートロックのマンションに住んでいても、中から人が出てきたタイミングを狙い、業者のふりをしてマンションの中に入り込まれてしまえば、不審者の侵入を100%完全に防ぐことは残念ながらできません。
つまり、防犯というのはいくら自分で万全の準備をしていても、自分のちからの及ばないところでその安全が壊されている恐れがあります。
それゆえ、いざという時に自分を守ってくれそうな人と、日頃からコミュニケーションをしっかり取っておくことが重要になりますが、学生マンションの管理人は心強い味方です。
マンションの管理人と関係をしっかりとつくり、日頃から防犯に関する情報交換をすることや、新しく引っ越してきた人のこと、時には大学生活の相談など、自分をより知ってもらうことが大切です。
情報をしっかり共有することで、大きな事件につながる前に未然にトラブルを防ぐことができる可能性が高くなるのです。
立地
学生マンションは、学校に通いやすい場所や、交通の便がよい場所に建っていることが多いです。
生活がしやすいように、周辺にはお店が並ぶ街があったり、しかし治安の悪い場所は避けていたりすることがほとんどなのでいい立地条件にあると言ってもいいでしょう。
また、学生マンションは犯罪が起きやすい都心部の大学にだけあるものではありません。
地方の大学の近くにも学生マンションは立っています。
地方だからって、セキュリティーの低い物件は危険であるので、しっかりとセキュリティー設備が整っている物件が見つかるでしょう。
<地方の学生マンション参考>
@富山大学(五福キャンパス)生のための学生マンション|学生マンションドットコム
防犯性の高い学生マンションがおすすめ
学生マンションに設置している防犯カメラやオートロックには、犯罪を未然に防ぐためのアピールとしての効果も大きいもので、犯罪発生の抑止力もあります。
だからと言って防犯設備を過信してはいけません。
防犯には、高度な技術を活用した方法もたくさんありますが、やはり大切なのは人と人とのコミュニケーションによるものなのです。
管理人とのコミュニケションは、物理的な防犯や、心理作戦的な防犯に加えて、このようなアナログで地道な人脈による防犯を形成してくれます。
こうした総合的な面からも学生マンションは防犯に優れた住まいと言えます。
特に女性の学生の一人暮らしは親御さんにとっても心配です。
学生マンションなら安心で安全な学生生活をを送ることができるでしょう。