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この団体が地域を救う◎

防犯に取り組む民間企業

防犯に取り組む民間企業と言ってすぐに思い浮かぶのは
やはり「NPO法人 日本ガーディアン・エンジェルス」ですね。

ここは地域の防犯活動に大きく貢献しているボランティア団体で、
年々治安が悪化している地域などはとくに日本ガーディアン・エンジェルスの恩恵に
預かっているといっても過言ではありません。

この団体の特徴としては、そのボランティアの多くが若年層で構成されている点が挙げられます。
なので、他の企業よりも活動的な印象を誰でも持つのでは。

確かに犯罪者を追ったり捕まえたりする人たちがあまりに年齢が高いと、
ちょっと不安になるかもしれませんね。
その点、この「日本ガーディアン・エンジェルス」は若者によるフットワークの軽さでも好評を博しているんです。

「この人たちはどこから活動費用を得ているの?」という素朴な疑問を持った方も居ると思いますが、
その地域の商店街または企業などからの寄付金が多く集まるので、それが日々の動力源となっています。

また、クレジット会社とも提携しているお陰で利用額の一部が自動的に寄付金となるので資金の心配がないのです。
では、ほとんどボランティア活動とも言える「日本ガーディアン・エンジェルス」が
発足したきっかけというのはいったい何だったのでしょうか?

ガーディアン・エンジェルスの思い

それは紛れもなく「地域の自浄力を強化したい」という思いに他なりません。
先にも述べたように、地域の自浄力は年々低下する一方で、非行や犯罪の件数は増加する一方です。

しかし、都市部住民などは、そのような出来事には無関心でした。
そして1995年の阪神淡路大震災、それに地下鉄サリン事件が勃発したわけです。

それをきっかけに「このままではいけない」という思いから、一人の青年が立ち上がり、
96年に「日本ガーディアン・エンジェルス」を設立し、
99年にはNPO法人格を取得したのですから心から尊敬しますね。

普通の人だったら、危機を感じてもそのまま何も実行しないでいると思います。
なのに、その青年は放っといたりせずにしっかりと団体を立ち上げたのですから「本当に偉いな」と感心します。

また、この団体は治安の悪化を予防するだけではなく、
予防活動の大切さを地域の住民に理解してもらうべく地方公共団体の広報誌に活動内容を載せたり、
地域のイベントに参加したりと、積極的に広報活動のほうも展開しているので大したものです。

さらに、役所や警察、それに消防団や自治会などへも進んで赴くなどして、
次第に住民からの理解も深まりました。

名称こそカッコイイ団体のように感じますが、
時には「町内の落書き消し」などの地道な活動も行なったりもするのが驚きですね。

ですが、そんな部分が逆に地域の住民に親しみを持ってもらえる点なんだと思います。

テレビでも時々、家出した少年少女にガーディアン・エンジェルスが優しく語り掛ける場面を映してますが、
それを見るたびに「君たちが居てくれて本当に助かります。ありがとう!」と伝えたいですね。

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